日本手術看護学会

前身は1979年5月から始まった24名の勉強会「手術室看護研究会」.
日本手術看護学会としては1987年に設立

手術看護に携わる看護師の質の向上と役割拡大を図り、人々の健康とQOLの向上に寄与する.

手術医療、看護を取り巻く社会情勢の理解を深め、手術看護専門領域を担う看護師の人材育成を推進する.

年会費:8,000円

ちなみに
8,000円の内訳は
学会会費5,000円、地区会費3,000円

会員数は約5,500人

10月3日は手術看護の日とのこと.
これは、日本手術看護学会が「手術室看護師の役割や活動を広く一般の方に知ってもらう」為に制定した日である.
日本看護手術看護学会が全国組織として初の年次大会を開催した1987年10月3日に由来しているとのこと.

ちなにみ、10月3日はアンパンマンの日でもある.
これは、テレビアニメが初めて放送された1988年10月3日に由来しているとのこと.

教育研修として、
情報管理・経済性、麻酔看護の基礎、da VInci手術における手術体位、などをテーマに開催されている.
会員限定のものが多いが、中には非会員でも受講申し込み可能なものもある.
講師は麻酔科医や手術看護認定看護師が担当していることが多い.

また、会員限定のWebセミナーがある.
会員限定Webセミナー2024年度配信一覧はコチラよりご参照を.

日本手術看護学会は、周術期看護を以下のように定義している.

患者、家族が手術を決定したときから、手術室へ入室し、手術の準備から術中、手術を終えて、手術室を退室し、手術侵襲から回復するまでのプロセスに関わる看護

ちなみに、周術期看護の概念図も公表されている.

さらにちなむと周術期とは英語で「Perioperative」もしくは「Perioperative period」である.
日本手術看護学会の英表記は、「Japan periOperative Nursing Academy」となっている.

どストレート単純思考だと手術看護であれば「Surgical Nursing」だが、それだと「手術室看護」と和訳されてなんだか手術室に限定して捉えることができてしまう.
なので日本手術看護学会は記述の周術期の定義をカバーしている看護師像を強調する狙いもあり英表記に「periOperative」を入れているのではないかという勝手な解釈


10月3日は手術看護よりもおもいきって周術期看護の日にしちゃったほゴニョゴニョゴニョ

日本手術看護学会の公式ブログがある.
不定期投稿であり3ヵ月ほど投稿がない時もあるがけっこうな頻度で投稿されている.
コチラよりご一読いただけます.

日本手術看護学会の公式サイトはコチラより

nurse-seminarさんによるプチ過ぎる学会Tips