日本災害看護学会

設立は1998年
設立の背景は、1995 年に発生した阪神淡路大震災や地下鉄サリン事件など未曾有の災害発生とされている.

それらの災害を機として、災害看護学の知識体系整備、災害看護の卓越した実践者育成、災害看護研究のネットワーク構築などの必要性が明確となった.

災害看護に関する栄知を集め、それを共有し、真摯に批判しあう学会組織の活動を実践するために設立された.

個人会員:10,000円
組織会員:20,000円
賛助会員:10,000円/1口


2023年2月末現在、本会には個人会員・組織会員・賛助会員合わせて約1,350名の会員数とのこと.

災害看護にかんする学会としては唯一無二の学会であり、会員数の多さからも学会のさらなる発展、学会からの貴重な情報が提供されることに期待したい.

公募していたものを原案として現在の学会ロゴマークが決定した.
「ひまわり」がモチーフとなっており、学会発足の契機ともなった阪神淡路大震災からの復興と、多くの方々への感謝の気持ちを象徴する花として、神戸で親しまれているそう.

https://www.jsdn.gr.jp/logo

公式HPに「災害看護関連用語」のページがある.
CSCATTTPTSDなど、なんとなく耳にしたことがあるような単語の意味からDIGHUG、その他コロナ関連など100近くの単語とそれらの意味が紹介されており災害関連に興味のある看護師は一見の価値がありそう.

コチラから閲覧してみてください.

日本災害看護学会が参加・加盟している団体のひとつに、世界災害看護学会がある.
世界災害看護学会World Society of Disaster Nursing(以下WSDN)は、2008年に設立された.

WSDN初代会長は兵庫県立大学 名誉教授の山本あい子氏(看護学修士・看護学博士)
ちなみに、2024年5月現在のWSDN第3代会長は兵庫県立大学 教授の増野 園惠氏(看護学博士)
Awesome!!初代会長と第3代が日本人!!

WSDNはその名の通り、グローバルな視点での災害看護にフォーカスしている.
WSDN学術集会は2024年11月29日より神戸市看護大学で開催される.

WSDN公式サイトはコチラより

日本災害看護学会の公式サイトはコチラより

nurse-seminarさんによるプチ過ぎる学会Tips