日本病院会

1951年6月24日に日本病院協会として設立された日本病院会.
2024年5月現在では73年もの歴史がある.

看護師として個人では馴染みのない会ではあるが、診療報酬の引き上げ要望書を提出したりと我々がより働きやすい環境になるようになどの活動も行っている.

日本病院会が主催の学会は「日本病院学会」と「日本診療情報管理学会」がある.

セミナー開催もいくつかあり、看護師向けだと医療安全管理者養成講習会や栄養管理セミナーなどもある.
ちなみに、医療安全管理者養成講習会は1コースを3クール構成として、1クール2日間の計6日間、合計40時間以上に亘るプログラムであり、これらすべての課題を修了すると医療安全管理者として認定期間5年間の認定証(「医療安全対策加算」取得の際の研修証明)が発行される.

開催方法はオンライン(zoom)なので、気軽に受講できそうではあるが、、、
お値段なんと会員施設: 1名 105,600円、非会員施設: 1名 157,300円 (税込)となっている.

そもそもが個人で入会するような会ではなさそうだし、加算がとれるのであれば所属施設が払ってくれそうではある.

また、日本病院会では診療情報管理士の資格が取得できる通信教育コースも開催している.

ちなみに、看護師であれば専門課程へ編入できるので通常2年過程のところ1年で修了できるっぽい.
診療情報管理士は病院の経営に関係するビッグデータを扱う職種であり、興味がある.
しかし、こちらもお値段なんと2年間で220,000円(消費税込)!!
看護師資格がある場合の専門課程編入は110,000円!!

さすがに、診療情報管理士は所属施設が払ってくれそうではない.

日本病院会の会費については公式ホームページより転載した下記を参照.

会費について

令和5年4月1日より、会員病院の負担軽減を図るため会費の見直しを行い従来より減額とした会費となっています。

医療法における病床総数会 費
20 ~ 99床75,000円
100 ~ 199床80,000円
200 ~ 299床100,000円
300 ~ 399床110,000円
400 ~ 499床150,000円
500 ~ 599床190,000円
600床以上220,000円

賛助会員の会費は以下の通りとなります。

A.株式会社等主として会社組織の会員100,000円
B.社団法人・財団法人・その他の法人及び個人経営的な企業の会員50,000円
C.正会員として入会することが困難な病院の代表者で個人的に入会した会員30,000円
D.個人的に入会した会員20,000円


公式サイトには会員病院MAPと同時に見れるリアルタイム被害予測という気象状況が確認できるページがある.
大雨や台風など、全国各地の災害状況がリアルタイムに確認できる機能がついている.

公式ホームページはこちら
https://www.hospital.or.jp/